Now's the time

「起業家精神とは何ぞや!」と思ってもらえたら勝ちです

自然に、頭を使って読書しよう

先にまとめ

・やっぱり速読、無理です。いわゆる速読的読み方は才能ないと無理です。

・ただし、先に全体像を掴んでからの読書というのは本当に速くなるなど、工夫次第では生かせるメソッドもある。

・自然に読み、読む道筋を工夫した読書が一番楽しい。

 

 

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この記事を書いた時に「速読は魔法じゃない」ことを認識し、

・読書慣れが大事

・知らないことを探すための速読で、変な期待を無駄

 

という結論を出したものの、

「でもこの高速大量回転法(↑の記事にて紹介しました)なら、せめて一冊1時間くらいで読めるようにならんかな…。」とまたも反自然的なスケベ心が湧き出てしまったので、諦めるためという言い訳を前提に、試してみました。

 

実験に読ませていただいた本は養老孟司氏の『文系の壁(PHP新書)』

https://www.amazon.co.jp/文系の壁-PHP新書-養老-孟司/dp/4569825338

 

 

書籍の内容は、

養老孟司氏が4人の理系学部出身者の工学博士や起業家、記者などと対談

・文系にも関係あるけど、普段文系が意識しない分野について意見を交わす

 

といったもので、現役文系大学生の自分には知ってることが少ない、速読しづらい分野の本であることは間違いありませんでした。

 

改めまして高速大量回転法のやり方を確認、

①読み方を「リラックスして、視野を広く持ち、わかろうとせず、文字を音にしないようにする」という速読モードにシフトする

②まずはわかるところだけを捉えての流し読みをして、本の全体像を掴む (ストックを得る)、そしてそのストックをつかって更に速く、次はもう少しだけ細かいところを読んでより深くその本の内容を掴む(ストック積み上げ)、そしてそのスト(以下略

 

 

まずは、目次とまえがき、あとがきを周回して全体像を掴むところから

それではやってみよう!

 

 

 

・・・

 

 

 

①ができねぇ。

 

 

一部の単語は何とか拾えます。しかし、文脈が拾えないから単語の意味が結局分からないし繋がらない。

 

 

結局、開始1分で挫折orz

 

 

その後、いつも通りに本を読み、意味がわかることに感動。

うん、速読試した価値あったねこれで。

 

ただ何も変えずに読むのももったいない気がしたので、読む順番だけを今までの

①まえがき

②目次はスキップ

③本文前から順に(分からないことあったら途中でも調べる)

④あとがき

 

から

 

まえがき

あとがき

目次

④本文、1区切り毎に通し読みして⑤へ(分からないところで止まらず、一旦区切りの終わりまで読み通す

⑤1区切り毎に読み直したいところをじっくり読んで④に戻る

 

最初の3ステップを丁寧にすること。

1区切り(章とか)を④⑤の手順で読む。

という2点を大事にして読んでみました。

 

するとこれがなかなかに無理なくスムーズになります。

 

※付け足しですが、読み通ししていてよく分からなかったところはサッと線だけ引いておくと後でめっちゃ便利ですね。

 

こうすると、

著者の主張の主軸や行き先がどこにあるのか分かる

・なので、そこに至るまでの経緯をたどっていくイメージで本文が読める。

・なので、自分の頭の中での内容整理がかんたんになる

「いいな」と思ったところに線を引いたりページ折ったりする派の人は、④で全体感を掴んだ上で大事なところを選べるから、比較的きれいに要所整理できます。

・その本で自分が分かること、共感することが④で分かる。

・その本で自分がよく分からないこと、考えてみたいことが⑤で分かる。

 

といったメリットがありました

 

おわりとしては、

自分の読みやすい自然体な読み方をして、

読む順番などを工夫して更に自分に分かりやすいようにするともっと楽しい読書が出来る!

 

ということですね、自然モードでいきましょう

 

↓よろしければコチラもどうぞ

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今朝の記事:戦略偏重では負ける

先にまとめ

・メガネの製造小売り大手JINSの田中仁社長は、戦略偏重の経営からビジョンを描き、それを自由な発想で実現していく方針の重要性を説く

・売れるか売れないかでは身動きが制限されてしまい、生き残れなくなってしまう

・本当に重要なのは「自分たちは何者であるか」を明確にし、そのうえで必要なものを自由に拡大させていくこと

 

 

パソコン用メガネ『JINS PC(現JINS SCREEN)』のブームで一気に有名となった眼鏡の製造小売り大手のJINS

 

そのJINSが新たに、人生を拡大し豊かにすることを意味する「マグニファイ・ライフ」というビジョンを掲げて、自由な発想が生まれる企業風土作りに挑んでいる

 

 

そこに至った経緯としては、

・店舗数の増加に伴う従業員の急増

・教育が追いつかず、接客の質が低下した。

・パソコン用眼鏡の生産を何とか間に合わせることにばかり集中してしまい、通教の眼鏡の品ぞろえが悪化してしまった。

 

といったことが主であるらしく

 

また同社の社長である田中仁氏はこう語りました

 

 一番問題だと思ったのは、「売れるから」ということが先行して「自分が欲しいものを吟味して店頭に並べよう」という意識が、社員に希薄になっていたことです。「この商品はこの時期に売れるから」というように、惰性で仕事をするようになっていました。そういうのを一切やめたんです。 

−2017/6/5 日経新聞「組織の発想力育む「ビジョン」で挑む眼鏡のジンズ」

 

 

つまり、経営において重要な要素であると考えられている「戦略」に変調するあまり、経営において最も重要であるintegrity(誠実さ)やパッション(情熱)を失っていたということでしょう

 

そこで田中社長は、「戦略=ビジョン」という状態から、「ビジョン→戦略」という自然な姿であるために、『マグニファイ・ライフ』という大きな軸を企業に打ちたてたのです

 

 

ビジネスは生き残りが難しい世界ですが、そこで「勝つにはどうすればいいか」にだけ集中してしまうと逆に負けてしまう。

 

本当に大事なのは、自分が何者で、何がしたいのか。

 

経営を学び、実践していこうとする者として、心に刻んでおかねばですね

目的を持った読書をしてはいけない

先にまとめ

・本を読む目的を先に決めることは一見合理的に見え、読書のスピードを速めることはできるが、行き過ぎると読書のリターンを下げてしまう。

・目的を決めるということは、読書前の自分のものさしで本の読むところを決めてしまい、その枠組みにのみ凝り固まってしまう危険性がある。

・極意は「本を読んでいる自分を読む」こと。

 

 

タイトルとはそれますが、読書好きなら一度は「速読」に憧れるものですよね。

 

私も読書が好きなのですが読むのが遅く、次々と読みたい本が増えに増え、Amazonの欲しいものリストの本が500冊を超えてしまいました…。

 

こうなれば速読だ!と思い、速読について色々と調べてみたところ結構な数の速読手法があることを知り、とりあえず評価の高かった『どんな本でも大量に読める「速読」の本(だいわ出版)』を読んでみました。

www.amazon.co.jp

 

この本で紹介されている速読法は『高速大量回転法』というもので、内容をまとめるとこんな感じでした↓

 

〜高速大量回転法とは〜 

 

・速読力=速読技術×ストック

・速読技術とは、速読という読み方にシフトすることで、「リラックスして、視野を広く持ち、わかろうとせず、文字を音にしないこと」

・ストック(知識・情報・経験など)が多い人ほど本を速く読める。

とにかく肝心なのはストック、つまり読書慣れ。

・高速大量回転法は、同じ本を繰り返し読むことで、その本の自体のストックを蓄え、それを使って速読するという手法。

・深い理解にこだわらず、高速で全体の流れを把握することで、「速いからこそ理解できる」という状態になる。→その状態からさらに繰り返して速くかつストックが蓄えられる。

・また、二回目以降は当然その前より速く読める→さらに速く読めるから、さらに繰り返せる。

 

 

つまり、知識や情報が多いほど読み飛ばせる部分が多くなり、早く読めるようになると…。

 

 

そりゃそうだよね。

はい、正直速読には「魔法みたいに何でも1冊1時間以内で読めるもの」という幻想を抱いてました

 

 

こんな記事【役に立たない読書のすすめ? - 自然に生きたいマン】を書いておきながら、未だにとりあえず早くいっぱい読むことに価値があると思い込んでいたのがこの本のおかげで判明しました(-.-;)

 

 

そしてその上で、この本を読んで何より刺さったのがこの2つの話

 

・分からないことを重点的に分かるようにしていくための読書術。

読書は、自分の読書前の目的(読書前の自分の価値観)を手放すためにある。

・そのため、読書前にその読書の目的を決めてはいけない。

 

そうつまり、真の速読の目的は、分かることと分からないことを分けて。今の自分にはない新たな価値観との出会いをしやすくするためにあるのです!

 

 

読む本の目的を事前に定めたほうがその目的に沿った内容が意識的に入りやすくなるから、目的を決めて読書すると効率が良いと今まで思っていたのですが、

よく考えればそれって読書の面白さである新しい出会いを阻害してますよね…。

 

 

うん、楽しんで読むのが一番だね

役に立たない読書のすすめ?

先にまとめ

・『役に立たない読書』の著者林望氏は、「読書を何かに役立てようという」という考えは不純だと語る。

・本をいっぱい読んで博識になるのは偉いだとか、仕事に役立ちそうな本をいっぱい読むべきだという発想は切り捨てる。

・情報過多の時代だからこそ、一冊をどれだけじっくり読むかに読書の価値がかかっている。

 

今朝、目に留まる記事がありました。

元々は書誌学者であり、現在は作家・国文学者として活動しているリンボウ先生こと林望さんが、自著の『役に立たない読書』(集英社 インターナショナル新書)を通じて読書のあり方を説くという記事でした。

 

本に関するスペシャリストである林氏、しかし「例えば『戦争と平和』(世界文学の定番)なんて読んだことない」と同氏はインタビューの中でさも当然かのように言い放っていました。

 

「本をたくさん読むから偉い人という考え方は間違っていると思っているんですよ。」

「万巻の書を読んだ人はみんな人格者になるはずなのだけど、どうかすると逆に、万巻の書を読んだ人は鼻持ちならない人が結構いたりするわけですね笑」

 「本当の読書というのは、どれだけじっくり読むかにかかっているのではないかと」

 と林氏は語っていました。

文学者という立場だからこそ感じられる面白い視点だなぁと、朝からいい事を聞けたと思わされました笑

 

またその上で林氏は、読書で何か役立てようという考えは不純だと語り、自分が「ああ楽しかったなあ」と思えればそこで読書は完結する。面白いと思えるという事、そしてその面白さをじっくりと読み味わえるという事に読書の価値があると言っています。

 

そしてその上で、役に立たなくても面白いから読み継がれているのが「古典」だという事を最後に林氏は推している。

 

 

僕自身、役に立ちそうな本を読み漁るという癖があるので、考えさせられる内容でした…。

特に、その本で面白いと思ったものをじっくりと読み味わうということに読書の価値がある。というところには強い共感を得ました。というのも、思い返してみれば、面白い!と強く感じれば感じた本やその内容ほどよく覚えているという事に気づいたからです。

 

となると、林氏は記事で古典を面白い本の代表としてあげていましたが、誰が何を読んだら面白いと感じるのかは違うと思いますし(その上で古典は多くの人に面白いと思われるのでしょうが)、大事なのはやっぱり読み方なのかもしれません。

例えば、ビジネス書もその著者がその本で紹介する内容を思いつくに至った物語として読み深めれば面白くなるかもしれないですね!

 

参考記事「著者は語る リンボウ先生 役に立たない読書のすすめ」 日経新聞2017/5/20

副業ではなく複業?パラレルキャリアってなんぞや

先にまとめ

・パラレルキャリアとは、本業と同時並行で別の仕事を持ったり社会活動などに参加するライフスタイル。

・パラレルキャリアの持つ強みは、第2、第3の居場所を持つことで自分の価値を様々な場で発揮することができ、そこで認められることによって気持ちを切り替え、本業にもポジティブに向き合うことができること。

・社外活動で得たスキルや人脈などが、転職にも生きる。

 

先日(5/19)の日経新聞に面白い記事がありました。

なんでも本業のみに限らず、複数の仕事を持つという「パラレルキャリア」という生き方が注目されているのだそうです。

(※パラレルキャリアという概念はかの経営学の父ドラッカーが提唱していたものらしい)

 

どうも仕事となると、自分が出来そうなことやなんとか続けていけそうなことを選んでいるという人が多数派なのではないか、と自分は思っている(かつそれが間違っているとは思ってない)ので、空いている時間を使って「やりたいこと」や「興味があること」にも取り組んで、さらにそれを本業にも生かすというこの生き方はとても面白いと思います

そもそも空いている時間があるんかという問題は…

 

(^_^;)

 

 

この記事の著者もパラレルキャリアの実践者であるらしく、その中で実感しているのは「自分の存在価値を感じられる場所は複数あったほうがいい」ということだそうです。

またパラレルキャリアの持つ強みは転職において本業外で得たスキルや人脈がプラスに働くことがあるという点にもあるそうです。例えば、マネジメント経験といった会社の事情によってはなかなか経験できない経験を外で積むことにより、転職時に評価されるということがあるそうだとか。

 

以前、転職には2種類の転職があると教わったことがあります。

1つは、今の職場の労働環境や条件等に耐えられず、より良い環境・待遇を求めて職場を変える転職。

2つめに、自分がしたいことがより具体的なものになり、それを実現するのに今の環境より良い場所を見つけたから職場を変える転職。

どちらが良いか悪いかというのは問題ではありません。

ただ僕がこの話を聞いた時、この2つ目の転職が出来るということは自然な形で「やりたいこと」と「仕事」がクロスするという意味で、こういう転職が多くなるといいなぁ個人的には思いました。

 

そして、この2つ目の転職をするのには、自分がしたいことが具体的なものになる必要があり、そのためには「まだ具体的ではない段階の自分がしたいこと」をやってみる必要があると思います。その必要を満たすことが出来るという意味でも、このパラレルキャリアという生き方は是非少しずつでも浸透していってもらいたいですね。

 

参考記事 日経新聞2017/5/19『「パラレルキャリア」なぜ注目? 転職成功の強い味方』