経営のススメ

「何のために生まれて 何をして生きるのか」

今朝の記事:戦略偏重では負ける

先にまとめ

・メガネの製造小売り大手JINSの田中仁社長は、戦略偏重の経営からビジョンを描き、それを自由な発想で実現していく方針の重要性を説く

・売れるか売れないかでは身動きが制限されてしまい、生き残れなくなってしまう

・本当に重要なのは「自分たちは何者であるか」を明確にし、そのうえで必要なものを自由に拡大させていくこと

 

 

パソコン用メガネ『JINS PC(現JINS SCREEN)』のブームで一気に有名となった眼鏡の製造小売り大手のJINS

 

そのJINSが新たに、人生を拡大し豊かにすることを意味する「マグニファイ・ライフ」というビジョンを掲げて、自由な発想が生まれる企業風土作りに挑んでいる

 

 

そこに至った経緯としては、

・店舗数の増加に伴う従業員の急増

・教育が追いつかず、接客の質が低下した。

・パソコン用眼鏡の生産を何とか間に合わせることにばかり集中してしまい、通教の眼鏡の品ぞろえが悪化してしまった。

 

といったことが主であるらしく

 

また同社の社長である田中仁氏はこう語りました

 

 一番問題だと思ったのは、「売れるから」ということが先行して「自分が欲しいものを吟味して店頭に並べよう」という意識が、社員に希薄になっていたことです。「この商品はこの時期に売れるから」というように、惰性で仕事をするようになっていました。そういうのを一切やめたんです。 

−2017/6/5 日経新聞「組織の発想力育む「ビジョン」で挑む眼鏡のジンズ」

 

 

つまり、経営において重要な要素であると考えられている「戦略」に変調するあまり、経営において最も重要であるintegrity(誠実さ)やパッション(情熱)を失っていたということでしょう

 

そこで田中社長は、「戦略=ビジョン」という状態から、「ビジョン→戦略」という自然な姿であるために、『マグニファイ・ライフ』という大きな軸を企業に打ちたてたのです

 

 

ビジネスは生き残りが難しい世界ですが、そこで「勝つにはどうすればいいか」にだけ集中してしまうと逆に負けてしまう。

 

本当に大事なのは、自分が何者で、何がしたいのか。

 

経営を学び、実践していこうとする者として、心に刻んでおかねばですね